実は、この旅行の直前、ブエノスアイレスを観光していました。
なぜかというと、父が遊びに来たからです。
父の休暇が1週間、前後の土日を含めて、約11日間。
南米までの往路と、南米からの復路で、最低3日間は取られてしまうので、実質1週間。
その中で、ブエノスアイレスは必ず見せることを考えた時、
次に思い浮かんだのが、「ペルー」でした。
ペルーの「マチュピチュ遺跡」や「ナスカの地上絵」は、
テレビで腐る程特集され、
「いつかは見てみたい」と誰もが思っているはずです。
一方で、アルゼンチンにも見所はありますが、
いかんせん、ブエノスアイレスから遠いので、
それを考慮すると、「ブエノスアイレス」と「ペルー」という旅行に
自然と行きあたりました。
さて、ペルー旅行を計画する時に、必ず考えなければならないのが、
「標高」です。
リマ:154m
クスコ:3,399m
マチュピチュ:2,430m
ナスカ:520m
アレキパ:2,335m
プーノ:3,827m
マチュピチュに行く場合、拠点となるのが、「クスコ」です。
しかし、クスコの標高は非常に高く、いきなり到着すると、
高山病になる可能性があります。
リマの標高は低く、経由する必要もないので、
ブエノスアイレスからクスコに直接行くことにしましたが、
クスコでの宿泊は避け、
マチュピチュとクスコの間にある「オジャンタイタンボ」という
標高2,792mの町に宿泊することにしました。
ただし、それでも高山病になる危険はあるので、
マチュピチュを確実に見るために、オジャンタイタンボに
余裕を持って宿泊しました。
かといって、ペルーの日程は5日間しかないので(ブエノスアイレスで2日間使用)、
余裕を持ちすぎることもできません。
南米(特にペルーとボリビア)を短い滞在で観光するには、
こうしたリスクがついて回ることを念頭に置いてください。
さて、熟考の結果、ペルー旅行の日程は以下の通りになりました。
2020年1月27日ー2月4日
1日目:(ブエノスアイレスから)クスコ到着。
オジャンタイタンボに車で行き、観光、宿泊。
2日目:マチュピチュに列車で行き、観光。
オジャンタイタンボに列車で戻り、宿泊。
3日目:クスコに車で行き、観光。クスコからリマへ飛行機で移動、宿泊。
4日目:リマからパラカスへ車で行き、その後ナスカへ車で移動、
ナスカ観光後、車でリマ、宿泊。
5日目:リマ観光、リマから深夜バスでアレキパへ。
6日目:アレキパに到着、観光、宿泊。
7日目:アレキパ観光、アレキパからプーノへバスで移動、宿泊。
8日目:プーノ観光、宿泊。
9日目:プーノからボリビアとの国境の町へ。
今思い返しても、かなりハードなスケジュールでした。。。
高山病にならず、2日目にマチュピチュを見ることができたので、
ナスカの地上絵を見るツアーを無理やりブッコミました。
リマから「ナスカの日帰りツアー」は過酷でした。。。
なぜなら、リマ・ナスカ間は「450km!」あるからです。
しかも、「パラカス」という途中の町で、
「バジェスタス島」を見学するツアーも、ナスカのツアーに含まれていたので、
余計に時間がかかりました。(けど、見る価値は多いにありました)
途中でわかったことは、
ペルーの面積は、日本の「約3.4倍」あるということです。
勝手に小さい国だと思ってました、、、
だから都市間の移動もそれなりにかかる、ということがよくわかります。
ということで、次回から旅行レポート開始です。
以上です。
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