アルゼンチン生活も、もうすぐ3ヶ月が経とうとしています。
月日が流れるのは、本当に早い!
さて、今回は意外と知らない人がいる、「観光VISA延長の裏技」を紹介します。
まずはVISAに関する基本情報。
日本人は、VISAの事前申請なしで、アルゼンチンに入国可能です。
入国の際に、観光VISAのスタンプを押してもらい、
その日から90日間の滞在が可能です。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa9-300x225.jpg)
(写真は、実際の観光VISAスタンプ。)
そして、90日以上の滞在を希望する場合は、
一度国外に脱出して、再入国すれば、再度90日間のVISAを取得できます。
この方法を繰り返して、長期滞在している外国人はたくさんいます。
アルゼンチンで、外国人がよく使う手段としては、
船で1時間強で着く、「隣国ウルグアイへの日帰りツアー」。
ウルグアイで観光を楽しみつつ、
日帰りでアルゼンチンへ戻って、90日間滞在を延長できる、
というお得なツアーです。
ここまでが、ガイドブックに書いてある情報。
「90日ごとに入国を繰り返して、入国管理局の人に突っ込まれたくない。」
「ウルグアイにはたくさん行ってるし、他の国に行くつもりもない。」
「1日をVISAのために潰したくない。早く手続きを終わらせたい。」
と思っている方、実は、国外に出なくても、延長できる方法があります。
それは
「移民局」
です。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa5-300x225.jpg)
(写真は、移民局の入口付近)
さすが、移民大国だけあって、
移民局の力は、絶大です。
では、手続き方法を紹介します。(永久保存版です)
<用意するもの>
・オリジナルのパスポート
・現金(2700ペソ)(2018年8月6日時点)
パスポートのコピー、写真、家の賃貸契約書(住所証明)など、
全く必要ありません(笑)。
費用だけは、経済状況で変わります。
ちなみに、「2018年2月5日時点で、900ペソ」
「2018年7月2日時点で、2100ペソ」でした。
移民局のバッチリインフレに対応しています(笑)。
<事前申請>
ネットで申請して、事前にアポイントメントを取って、、、
もちろん必要ありません(笑)。
当日行くだけです。
<手続き場所>
Migraciones
Adress: Antártida Argentina 1355, Buenos Aires
「Retiro」という、日本の東京駅みたいな場所の近くです。
すぐそばには、ウルグアイ行きの船「Buquebus」もあります。
ここからは推測ですが、昔の移民たちは全て船でやってきたので、
移民局は、海に面した場所に位置しているのでしょう。
<手続き時間>
朝一で行けば、たぶん「30分」で終わるはずです。
順番待ちの時間を除けば(実際の手続きの時間は)、
「1時間 – 1時間半」でしょう。
もちろん、その日の混雑度合いにもよります。
<実際の動き>
1、まずは、移民局の入口に行き、並びます。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa3-300x225.jpg)
(写真は、移民局の入口。人が並んでいます。)
入口で、来た理由を説明すると、「ここへ行け」と指示されます。
向かう場所は、「Edificio 6」の「K カウンター」です。
「edificio」とは、スペイン語で「建物」の意味です。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa7-300x225.jpg)
(写真は、edificio 6の入口)
2、Edificio 6のK カウンターに行ったら、右隣のカウンターで受付番号をもらいます。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa4-300x225.jpg)
(写真は、受付番号の紙)
3、番号を呼ばれたら、手続き開始です。
住所、既婚未婚、メールアドレス、最終学歴を聞かれましたが、
一番重要なはずの「延長理由」は聞かれませんでした(笑)。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa6-300x225.jpg)
(写真は、Kカウンター付近)
そのあと、写真と指紋を取られて、紙を渡され、
「「Edificio 4」で支払いしてこい」と指示されます。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa1-300x225.jpg)
(写真は、支払用の紙)
4、Edificio 4の支払カウンターで、現金を払います。
支払済のレシートを受け取り、再度Edificio 6に戻ります。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa2-225x300.jpg)
(写真は支払済のレシート)
5、支払済のレシートを渡して、手続きが終わるまで待ちます。
名前を呼ばれて、実際に延長のスタンプが押されていることを確認します。
最後に、お礼を言って、帰りましょう。Gracias! Ciao!
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/08/visa8-300x225.jpg)
(写真は、実際のVISA延長スタンプ)
インドでも、このような手続き(外国人登録、通称FRRO)を何度もやりましたが、
細かーい部分まで確認され、修正を要求され、
何度も何度も通った、いやーな経験がありました。
アルゼンチンはこの点に関しては、とても寛容的なようです(笑)。
万が一、滞在期間が90日を過ぎてしまったも、罰金を払うだけで済みます。
要するに、お金を払えば、どうにでもなる国のようです(笑)。
但し、注意点が2つあります。
まず、「滞在中一回」しか、この手続きはできないので、
次回は国外に脱出することになります。
また、「手続き可能な期間は、滞在80日目から90日目の間」で、
「手続完了日から起算して、新たに90日間の滞在が許可」されます。
この点にも注意しながら、必要な方は、一度試してみてください。
以上です。
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