【アルゼンチンタンゴ】うまく踊るために必要な筋肉ー基礎編 Vol.251

最近は週3回ジムに行っています。

タンゴで必要な筋肉はどこなのか、いろいろ研究しています。

 

あくまで個人的な意見なので、100%正しいとは保証できませんが、

今回は、タンゴをよりうまく踊るために、

1、どういう時に

2、どの筋肉が必要で

3、どうすれば鍛えられるのか、

という3点を説明していきます。

 

1、アブラッソ(抱擁)

アブラッソの前に、まずどのような姿勢が望ましいか、

という議論になりますが、

最近のブエノスアイレスでよく言われる言い方は、

「背中でリードする」

だそうです。

自分なりに解釈すると、

「広背筋でリードする」

ということになります。

 

リードやアブラッソの前に、正しい姿勢を作りますが、

その時に、「広背筋」を使う必要があります。

(写真は、背筋の種類。)

 

普段の生活で広背筋を意識して使うことは非常に少ないため、

使い方がわからない人は多いのですが、

正しい姿勢を具体的に説明すると、

「肩を軽く後ろに入れ、胸を適度に貼り、お腹をできるだけ凹ませる」

ようなイメージです。

そうすると、結果的に広背筋が伸びてくるはずです。

 

バレエでいうなら、

バレエの基本姿勢で、骨盤だけを前傾からニュートラルに戻した状態に

近いと言えます。

また、モデルのウォーキングの姿勢にも近いと言えます。

 

広背筋を鍛えることによって、

余分な筋肉を使わず、あまり疲れずに、

綺麗な姿勢を保つことができます。

 

姿勢や歩きが、全てと言ってもいいタンゴにおいて、

この筋肉の強化は必須でしょう。

 

「どうやって鍛えるか?」

初心者へのおすすめは、

・マシーンを使ったトレーニング(ラットプル、ロープーリー)

です。

動画を見た方が早いので、動画も併せて紹介します。

 

「ラットプル」

 

「ロープーリー」

 

ある程度筋肉がついてきた人は、

・ぶら下がり棒で自重を使ったトレーニング

がオススメです。

グリップの位置で、刺激される筋肉が違ってくるので、注意が必要です。

 

2、歩き(カミナータ)

「力強く、安定して」歩くためには、

ふくらはぎ周りの筋肉(下腿三頭筋)を鍛える必要があります。

 

具体的には、下腿三頭筋の中でも、

「ヒラメ筋」「腓腹筋(ひふくきん)」「前頸骨筋」「長腓骨筋(ちょうひこつきん)」

を鍛える必要があります。

(写真は、下腿三頭筋の種類。)

 

「ヒラメ筋」「腓腹筋(ひふくきん)」

つま先を足裏に向ける動作(底屈)や足裏を内側に回転する動き(内転)

 

「前頸骨筋」

つま先を足の甲に向ける動作(背屈)

 

「長腓骨筋(ちょうひこつきん)」

足裏を外側に回転する動き(外転)

 

この中で、特に重要なのが、「ヒラメ筋」「腓腹筋(ひふくきん)」で、

オススメのトレーニングは、

・自重を使ったカーフレイズ(片足ずつ)

です。

タンゴでは、基本どちらかの片足で立っている場合がほとんどなので、

片足でのトレーニングはかなり実践的です。

 

3、リード&フォロー

リードを伝える、リードを受け取るために、

重要なのは、「体のコア」となります。

コアというと、腹筋や背筋を思い浮かべますが、

タンゴは体をツイストすることが頻繁にあるため、

「腹斜筋」(内腹斜筋と外腹斜筋)

を鍛える必要があります。

 

(写真は、腹筋の種類。)

 

オススメは、

・マシーンを使ったトレーニング(ロータリートルソー)

です。

 

 「ロータリートルソー」


これによって、上半身と下半身をうまく別々に動かしたり、

体のツイストを素早く使うことができます。

 

以上が、「タンゴのための筋トレ基礎編」です。

 

うまいダンサーになるために、

まずはここから始めてみてはいかがでしょうか。

 

 

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