我が家のブロッコリーはすくすくと育っています。
(写真は、16日目のブロッコリー。)
前回の話はこちらから。
次に行う作業は、「3、肥料」です。
植物が生育する上で必要とする主栄養(窒素・リン酸・カリウム)を含みます。
窒素は葉に、リン酸は花や実に、カリウムは根や茎に効果があります。
化学肥料には、「8-8-8」といった「普通化成肥料」と、
「14-14-14」の様な高度化成肥料がありますが、
このそれぞれの数字は、「窒素、りん酸、カリウムの比率」を表しています。
また、ブロッコリーを栽培するためには、
1㎡あたり100g
の肥料が必要となります。
これを基準にして、ブロッコリー栽培では、
「溝施肥」と呼ばれる方法で、肥料を撒いていきます。
植え付けを行う部分の土を掘り返し、掘り返し後の土の上に肥料を撒いていきます。
(写真は、掘り返した後の様子。)
肥料を撒くタイミングは、植え付けの1-2週間前です。
(写真は、見えにくいが、肥料を撒いた後。)
肥料を撒いた後は、土を元に戻します。
これで土づくりは完了です。
さて、冒頭の写真をよく見ると、
2枚の子葉の間にこれから出てくる本葉の赤ちゃんが出てきました。
(写真は、本葉の赤ちゃん。)
2枚の子葉の間からそっと出てきた小さな小さな本葉のは、
我が子のように可愛らしく、目に入れても痛くなさそうです。(独身ですが笑)
出てきたと思ったら、そこからの成長は本当に目覚ましいものでした。
暖かくなるに従い、ぐんぐん大きくなっていきます。
気がついてみると、
本葉は子葉より大きくなり、さらにその間からは、また小さな小さな本葉が出始めていました。
(写真は、30日目のブロッコリーたち。)
また、同じ時期に同じように育ててきたブロッコリーなのに、
大きさや形、成長のスピードがみんな異なります。
「十ブロッコリー十色」とは、まさにこのことです。
(写真は、同じく30日目の様子。)
たっぷりの太陽のエネルギーを吸収して、
気温差にも悪天候にも負けずに、上へ上へと伸び続けるブロッコリーは、
本当に可愛いです。
やはり「大きくなあれ」と言いながら、
じょうろでお水をあげているからでしょう。
本葉が5-6枚まで成長してきたら、次は「植え付け」を行います。
出国までに収穫できない可能性がかなり濃厚になってきました(笑)。
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