やっと、ある有名なミロンガに行ってきました、
「Cachirulo」(カチルロ)
です。
このミロンガは、同じオーガナイザーによって、
毎週火曜に「El Beso」、
毎週土曜に「Obelisco Tango」
という場所で、行われています。
今回は以前紹介したことのある「El Beso」の方に行ってみました。
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Cachirulo@El Beso
日時：火曜21時〜27時（レッスンは19時〜21時、別料金）
URL：https://www.facebook.com/profile.php?id=100011442587498
上記アドレスはオーガナイザーの個人のfacebookページ。
もしくは、「Hoy Milonga」のウェブサイトでチェック。
https://www.hoy-milonga.com/buenos-aires/es
料金：150ペソ(約675円) *料金は変わることがあります
住所：Riobamba 416, Buenos Aires
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友人から前より聞いていた話によると、
１、男女が分かれて、座る
２、踊りを誘う手段は、「カベセオ」のみ
３、ミロンゲーロスタイルがほとんど
４、常連にならないと、誘われにくい（断られやすい）
実際に行ってみて、真相を確かめてみました。
いつも通りカウンターで入場料を支払って、
入場券とくじ引き用の数字が書かれた紙をもらいます。
予約していませんでしたが、早い時間帯に来ていたので、
席はたくさんありました。
オーガナイザーらしき「おじ(い)さん」に自分の席を尋ねると、
「Cachiruloは初めてか？」
「踊りはうまいか？」
などの質問をされて、彼に誘導され、
「ここがおまえの席だ」
と言われ、席が確定しました。
一列目でしたが、かなり隅っこの席でした。
そのあと、続々と人が入り、あっという間に席が埋まります。
そして、よーく見ると、
「本当に男性と女性で席が分かれてる！」
会場は正方形に近い形になっていますが、
各辺が男性だけ、女性だけに分かれており、
隣接する辺が異性となります。（つまり、相向かいの席は同性）
いよいよミロンガが始まります。
最初の曲がかかり、みんな座っていますが、目だけキョロキョロしています。
すると、数秒の間にたくさんの人が立ち上がり、踊り始めます。
いつの間にか、「カベセオ」が続々と成立しています。
女性の方に歩いていって、声をかけてダンスを誘う人は一人もいません。
「本当にカベセオのみのようです」
下の写真の通り、自分の右側には男性しか座っていません。
一方、下の写真の通り、自分の左側には女性しか座っていません。
そして、彼らの踊り方を見ると、
みんなクローズドなアブラッソでずっと踊っています。
自分はというと、会場の隅っこという悪環境の中にも関わらず、
この2ヶ月で習得した「カベセオ」で
なんとか女性を踊りに誘うことに成功！
ただ、自分より良い席に座っている人たちは、
自分よりももっと簡単にカベセオを成功させ、意中の女性たちと
踊りまくっていました。
このミロンガはオーガナイザーが自身の判断で席を決めてしまうので、
「彼に知ってもらう」＝＞「いい席を確保」＝＞「踊りやすくなる」
という構図ができあがってしまいます。
だから、「常連になれば、踊りやすくなる」ことになるのでしょう。
ただし、新参者だからと言って、誘われなかったり、踊りを断られたり
することはなさそうでした。
真相を確かめた結果、
１、男女が分かれて、座る ＝＞正
２、踊りを誘う手段は、「カベセオ」のみ ＝＞正
３、ミロンゲーロスタイルがほとんど ＝＞正
４、常連にならないと、誘われにくい（断られやすい） ＝＞誤
となりました。
このミロンガの長所は、「一人で来ても踊りやすいこと」ですが、
短所は、「男女の友達で一緒に来ても、分かれてしまうこと」です。
ただし、もちろん、そういう短所を補うために、
男女混合のスペースも、「主戦場の脇」に設けられています。
あと細かいルールとしては、
「男性同士、女性同士、女性リーダー＆男性フォロワーでは、
踊ってはいけない」
というのがあるようです。
さらに、オーガナイザーの「おじ(い)さん」が、少し面倒臭い、
という欠点もあります。（初回で早くも感じました笑）
あと、他のミロンガと違うところと言えば、
・ロックンロールが１タンダだけ流れる
・フォルクローレが１タンダだけ流れる
という点ぐらいでしょうか。
さて、このミロンガのルール、賛否両論あるようですが、
毎週通う、コアなファンも大勢いるようです。
そのせいか、終了時刻は午前３時ですが、
終了時刻まで残っている人が、結構います。
言っておきますが、これは平日火曜のミロンガです(笑)。
翌日の仕事の効率はかなり悪そうです(笑)。
以上です。
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