【アルゼンチンタンゴ】パレハ(pareja)という概念ー恋人以上?恋人未満?昼ドラ越えドロドロ話がいっぱいなタンゴ界 Vol.292

自分はインドでタンゴを始めて、一人でブエノスアイレスに来ました。

ここに来て、強く感じたのは、「パレハ(pareja)」という概念。

「パレハ」とは、日本語で「ペア」「パートナー」という意味です。

 

一般的には、「恋人」「配偶者」という意味で、「パレハ」を使いますが、

タンゴ界では、基本的に「ダンスパートナー」という意味になり、

若干ニュアンスが異なります。

 

どういう意味かというと、

「ダンスパートナー」=「恋人、配偶者」

とは「限らない」からです。

 

例えば、前回紹介した「Aoniken & Noelia」は、

それぞれに恋人や配偶者がおり、あくまで二人の関係は、

「ダンスパートナー」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。

つまり、「ビジネスパートナー」とも言えます。

【タンゴクラス】海外で活躍するダンサー「Aoniken Quiroga & Noelia Barsi」のワークショップで感じたこと Vol.291

2018.07.26

 

 

但し、そんな簡単に男女の関係を割り切れる人は、かなり少ないでしょう。

つまり、

「ダンスパートナー」=「恋人、配偶者」

という構図が成り立ちやすいのです。

 

それもそのはず、あんなに密着して、ずっと踊っていれば、

感情移入が出てくるのも、人間の性として、仕方ないかもしれません。

ラテン人なら、なおさらかもしれません(笑)。

かつ、その感情移入が、タンゴに表れるのは、ダンスにとってプラスなので、

うまく関係が続けば、一石二鳥、一石三鳥でしょう。

 

 

しかし、タンゴの世界は、昼ドラを超えるドロドロした物語でいっぱいです。

よくあるのが、

「恋人としての関係の終了」=「ダンスパートナーとしての関係の終了」

という構図です。

 

確かに、別れた後も、その相手と踊り続けるのは、酷な話です。

こうやって、あまたものパレハが、解散していきました。。。

 

そのせいか、一人で教えている先生もたくさんいます。

 

これを見て、「うわぁ、パレハって大変だなー」って思うみなさん、

もう少し軽めのパレハもあります。

 

タンゴを練習するパートナーとしての「パレハ」です。

 

そこまでコミットしていないので関係は楽ですが、

そこから「恋人にレベルアップ」したり、

自分や相手に、恋人や別のうまいパートナーが見つかって、

「パレハ解消」したり、

ここでも色んなドラマが起きます(笑)。

 

 

やはり、男女の間で何かやろうとすると、色々あるようです。

 

と、ここまでネガティブなことをたくさん書いてしまいましたが、

ダンスパートナーがライフパートナーになることは理想と言えるでしょう。

お互いの人生を共有しながら、

ダンスの中でも、お互いの存在・感情を共有することは、

この上なく、至福で幸運なことでしょう。

 

さて、ここの一つの疑問が出てきます。

「じゃあ、どうやって、パレハを見つけるの?」

 

 

その答えは、、、

 

自分も知り合いぐらいです(笑)。

 

 

次回以降は、

自分の「パレハ探しの旅」を実体験を元に、紹介してきます。

 

 

以上です。

 

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