自分はインドでタンゴを始めて、一人でブエノスアイレスに来ました。
ここに来て、強く感じたのは、「パレハ(pareja)」という概念。
「パレハ」とは、日本語で「ペア」や「パートナー」という意味です。
一般的には、「恋人」や「配偶者」という意味で、「パレハ」を使いますが、
タンゴ界では、基本的に「ダンスパートナー」という意味になり、
若干ニュアンスが異なります。
どういう意味かというと、
「ダンスパートナー」=「恋人、配偶者」
とは「限らない」からです。
例えば、前回紹介した「Aoniken & Noelia」は、
それぞれに恋人や配偶者がおり、あくまで二人の関係は、
「ダンスパートナー」であり、それ以上でもそれ以下でもありません。
つまり、「ビジネスパートナー」とも言えます。
但し、そんな簡単に男女の関係を割り切れる人は、かなり少ないでしょう。
つまり、
「ダンスパートナー」=「恋人、配偶者」
という構図が成り立ちやすいのです。
それもそのはず、あんなに密着して、ずっと踊っていれば、
感情移入が出てくるのも、人間の性として、仕方ないかもしれません。
ラテン人なら、なおさらかもしれません(笑)。
かつ、その感情移入が、タンゴに表れるのは、ダンスにとってプラスなので、
うまく関係が続けば、一石二鳥、一石三鳥でしょう。
しかし、タンゴの世界は、昼ドラを超えるドロドロした物語でいっぱいです。
よくあるのが、
「恋人としての関係の終了」=「ダンスパートナーとしての関係の終了」
という構図です。
確かに、別れた後も、その相手と踊り続けるのは、酷な話です。
こうやって、あまたものパレハが、解散していきました。。。
そのせいか、一人で教えている先生もたくさんいます。
これを見て、「うわぁ、パレハって大変だなー」って思うみなさん、
もう少し軽めのパレハもあります。
タンゴを練習するパートナーとしての「パレハ」です。
そこまでコミットしていないので関係は楽ですが、
そこから「恋人にレベルアップ」したり、
自分や相手に、恋人や別のうまいパートナーが見つかって、
「パレハ解消」したり、
ここでも色んなドラマが起きます(笑)。
やはり、男女の間で何かやろうとすると、色々あるようです。
と、ここまでネガティブなことをたくさん書いてしまいましたが、
ダンスパートナーがライフパートナーになることは理想と言えるでしょう。
お互いの人生を共有しながら、
ダンスの中でも、お互いの存在・感情を共有することは、
この上なく、至福で幸運なことでしょう。
さて、ここの一つの疑問が出てきます。
「じゃあ、どうやって、パレハを見つけるの?」
その答えは、、、
自分も知り合いぐらいです(笑)。
次回以降は、
自分の「パレハ探しの旅」を実体験を元に、紹介してきます。
以上です。
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