ここでは、タンゴ留学について、書いていきます。
今後アルゼンチンでタンゴ留学する人のために、
自分の留学のケース（２年の長期留学）を紹介していきます。
まず、渡航前の準備について紹介します。
１、資金の管理
これは、長期になればなるほど、難しい問題です。
方法は大きく分けて、「現金」と「プリペイド式キャッシュカード」の２種類。
「現金」
円は現地で交換できないので、「ドル」か「ユーロ」を持っていく必要があります。
「両替」というのが、アルゼンチンでの一つのキーワードですが、
現地では、現金が一番いいレートで両替できます。
必要な分だけ持っていくことがベストですが、
「スリや泥棒」がいることを考えると、大量に所持しているのも、危険です。
かつ、外国人はドル口座を作ることができない、と言われているので、
ドルを銀行に預けておくこともできません。
「トラベラーズチェック」も既に過去のものとなっており、
日本で発行できるところや、アルゼンチンで取り扱ってるところに制限があるので、
持っていくことをオススメできません。
「プリペイド式キャッシュカード」
最近では、世界各地でのATMの普及に伴い、
海外用のプリペイド式キャッシュカードというのが、多くの会社で発行されています。
これはクレジットカードとして、現地のレストランで使えたり、
現地のATMで現地の通貨で、お金を下ろすことができます。
手数料は「無料」で、基本的に日本円を口座に先に振り込んでおけば、
現地でいつでもカードを使えることができます。
「しかし、注意が必要。」
現地でのATMには、「一回の引き出し限度額」や「一日の引き出し限度額」が
設定されており、多額の金額を一度に引き出せることが、基本的にできません。
かつ、一回使用するに当たって、たいていのカード会社で発生する手数料が、
「引出額の3-5%」
か
「200円」
のどちらか、もしくは両方が発生します。
大抵の場合は、引き出すためにたくさんの手数料を払うことになります。
現金を持っていくにこしたことはありませんが、リスクを分散する必要があるので、
プリペイド式キャッシュカードも作る必要があります。
ちなみに、自分は二つのカードを作りました。
NEOMONEY
です。
考慮した点は、
・時間があまりなかったので、即日発行できる
・自分以外にも、日本で家族がチャージできる
・VISA, Masterの両方を所持しておく
・発行会社が大手の会社である
という点です。
特徴は、どこの会社も似たりよったりなので、
この二つを持っておけば良いでしょう。
２、パスポート
アルゼンチンに入国するために、パスポートの有効期限を確認する必要があります。
「６ヶ月以上」が望ましいとされていますが、
意外と確認を忘れてしまっているケースがあります。
もし期限が近づいてしまっても、現地でパスポートの更新は可能です。
３、ビザ
タンゴ留学のケースは、ほとんどが「観光VISA」となります。
「観光VISA」を取得することによって、「３ヶ月の滞在」が可能となります。
その際には、事前の手続きは不要で、現地の空港の入国審査で取得可能です。
その際には、費用も発生しません。
「しかし、注意が必要。」
日本からアルゼンチンに行く場合に、
「途中で乗り換える国のVISA」の要不要を確認しなければなりません。
ちなみに、自分はエチピオア経由で、「24時間以内の乗り換えであれば、VISAは不要」でしたが、
友人はアメリカ経由で、「ESTA」を取得していました。
次回も渡航準備について、書いていきます。
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