【タンゴ大会】2019年タンゴ世界選手権が終了ーいつも起こる審査への評価 Vol.369

2019年のタンゴ世界選手権が終わりました。

ピスタ部門の優勝者は、

「Maxim Gerasimov & Agustina Piaggio」

というロシア人とアルゼンチン人のペア、

エセナリオ(ステージ)部門の優勝者は、

「Fernando Rodriguez & Estefania Gomez」

というアルゼンチン人のペアでした。

 

さて、まずは、以前にブログに書いた、

決勝のチケットに関して、謝らなければいけません。

【タンゴ大会】2019年タンゴ世界選手権の楽しみ方ー決勝、準決勝のチケット入手方法が変更! Vol.365

2019.08.05

【タンゴ大会】2019年タンゴ世界選手権の楽しみ方(2)ー不明確な決勝チケットの入手方法の続報 Vol.366

2019.08.11

決勝チケット予約受付日の16日に、会場来場者に直接配布されたチケットは、

「自由席」ではなく、「指定席」

さらに、当日オンラインで予約したチケットも、自由席のはずが、

「指定席」から渡され始めました。

さすが、アルゼンチン。。。やってくれました(笑)

 

来年以降もこのシステムが踏襲されるのであれば、

チケットが配られる当日にUsina del Arteに行って、2日分入手するのが、

一番効率よく、良い席を入手できる方法です。

 

さて、今回2019年も、

「審査」に関して色々な議論が起こりました。

1、エセナリオ部門の優勝者と、一般投票での優勝者の違い

先述の通り、エセナリオ部門は「Fernando Rodriguez & Estefania Gomez」

が優勝しましたが、実際に会場にいた時は、

5位入賞の「Valentín Arias Delgado & Diana Paola Franco」

というコロンビアのペアが優勝する雰囲気でした。

彼らは2018年のエセナリオ部門で準優勝しており、

かつ、今回の予選、準決勝でも、一位通過していました。

 

迫力のある踊りで、会場を一番湧かせていたことは、確実です。

 

もちろん、審査員の評価と、観客の評価が異なることはありますが、

優勝候補が5位という結果に、会場がどよめいていました。

 

その後、彼らの踊りが評価され、

「Campeones del público」(意訳で、みんなが選んだチャンピョン)

と呼ばれるようになりました。

 

2、Fernando GaleraがLeandro Oliverの審査を批判

「TANGO SALON Extremo」を主催するFernandoが、

エセナリオ部門の準決勝に関して、

名指しを避けながらも、Leandro Oliverの審査がおかしい、

という批判をfacebook上で行い、それを見たLeandroが反応する、

という炎上が起こりました。

確かに彼の審査は、他の審査員とかなり異なっていました。

Nadie chequea los puntajes que ponen algunos jurados ..??? Están jugando con la gente … No están votando , están…

Fernando Galeraさんの投稿 2019年8月18日日曜日

 

 

3、Carlos CopelloがJavier RodriguezのAgustina Piaggioへの評価を疑問視

ルール上は、「6カ月以内に一審査員と仕事の関係を持った場合、

当審査員の審査が実際の点数に加点されないことがある(意訳)」という表記があり、

Carlosが、JavierとAgustinaが5月に一緒にデモをしていることを指摘しています。

かつ、Javierの、Agustinaのペアに対するピスタの実際の評価はかなり高かったです。

 

El Reglamento es igual para todos?

Carlos Copelloさんの投稿 2019年8月20日火曜日

 

 

 

タンゴにはもともと、人に見せるような踊りとして生まれたわけではないし、

色んなスタイルがあり、十人十色の評価があることは明白です。

 

それを前提としても、こういう議論は、毎年起こりますし、寧ろ起こった方がいいと

個人的には考えています。

 

話題の中心が、ロシアやコロンビア、ブラジルなどの外国勢や、

アルゼンチンという構図になっている一方、

アジア、そして日本(Japón)の名前は、

残念なことに、全然聞こえてきませんでした。

 

エセナリオ(ステージ)部門の決勝には、アジア0組

ピスタ部門の決勝には、中国1組、台湾1組が残っただけです。

日本勢に関して言えば、

エセナリオ(ステージ)部門は

セミファイナル出場1組(但し、セミファイナルからの出場)、

ピスタ部門は、セミファイナル出場0組、という

寂しい結果となりました。

 

 

自分も出場しているので、自分にも責任があり、かつ悔しい思いをしていますが、

「All Japan」で、ぜひ来年はもっと「Japón」の名前が聞こえてほしいです。

(自分自身の話は別途お話しする予定です。)

 

 

 

以上です。

 


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