インド最大のお祭り、「ディワリ」は、
ラクシュミー(Lakshmi)というヒンドゥー教の神様を祝う「光」のお祭りで、
毎年10月ごろに華やかに祝われます。
(写真は、ロウソクに火を灯している様子。)
この時期に買い物をすることが縁起が良いとされ、
この時期にたくさんの人々が、大きな買い物をします。
企業では、この時期が一年で一番の書き入れ時となるため、
「ディワリ商戦」と称して、色んな形で人々の購買意欲をかき立てます。
また、企業は従業員に、年に一回の「ディワリボーナス」をあげることが
風習となっています。
(インドの企業には、年1,2回の「ボーナス」という考え方がありません。)
さて、ディワリに向けて、各地で人々が溢れて、騒がしくなっていきますが、
当日は、ありえないぐらいうるさいです。
当日の夕方から深夜まで、花火が鳴り止みません。
本来のロウソクに灯された火と、花火が対照的で、違和感がありましたが、
ちょうど面白い文章を見つけました。(個人の意見で信憑性はわかりかねます。)
https://www.quora.com/What-is-the-connection-between-firecrackers-and-Diwali
「ディワリと花火は関係あるのか?」
結論は「ない」です。
要するに、ディワリの花火は1940年以降に商業的な理由から始まった流れで、
ディワリとは無関係です。
1940年に、インドで花火が合法的に作れるようになった後、
タミルナドゥ州のSivakasiという町の出身のAyya Nadarという人が、
花火の生産を始め、インドの花火産業を成長させるために、
うまくディワリに花火を盛り込んでいきました。
その後、人々の間で「ディワリの花火」が受け入れられていき、
インドの花火産業も急速に成長してきました。
その結果、Sivakasiは、インド最大の花火生産地となり、
1980年までには189もの工場があったようです。
(写真は、ディワリ時期に大量消費される花火。)
最近では、「光のお祭りだから」ということで、
「光」の装飾にこだわる家も増えてきました。
電気がなくて困っている人がいる一方で、
こんなところで電気を無駄使いしてはいけないと思いますが、、、
(写真は、ディワリ時期にライトアップされる家。)
<「ディワリ」に関する記事>
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