今回はビハール州・ウッタルプラデーシュ州(UP州)・ネパール旅行の本編第19弾!
北インド・ネパールの仏教遺跡を回る旅。
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【7日目午前-Jharkand, UP】
トラックの運ちゃんに下ろしてもらったところは、「Jharkand」という街で、
比較的幅の広い道路が広がっており、道路の標識を見る限り、
このまま真っ直ぐ行ったら「シラヴァスティ」に着くようです。
ただ、以前地図を見た限り、明らかにシラヴァスティまでは距離があったので、
何かしらの乗り物に乗る必要がありました。
近くのオートリクシャー乗り場で、シラヴァスティまでの運賃を聞いてみると、
高額な金額を要求されたので、乗り合いテンポ(tempo)やバスを待ってみることに。
しばらく待った後で、いつもの乗り合いテンポが通ったので、引き止めて、乗車。
シラヴァスティ(Shravasti)は、日本語では「舎衛城(しゃえいじょう)」と呼ばれ、
「古代インドのコーサラ国の首都」として、繁栄していました。
当時そこには、「スダッタ」という富豪が住んでおり、釈迦の説法を聞いて、帰依し、
舎衛城の中に、「祇園精舎」を作ったと言われています。
さて、誰でも知っている、
「祇園精舎の鐘の聲、諸行無常の響あり。沙羅雙樹の花の色、
盛者必衰の理をあらはす。驕れる人も久しからず、唯春の夜の夢の如し。
猛き者もつひには滅びぬ、偏に風の前の塵に同じ。」
(以下、現代語訳)
「祇園精舎の鐘の音は、「諸行無常」の響きがある。沙羅双樹の花の色は、
盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。
おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、
まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。
勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまった。
まったく(さらされて散っていく)風の前の塵と同じである。 」
は平家物語の冒頭ですが、そこに出てくる「祇園精舎」は、
なんとこのインドの地にあります!
(恥ずかしながら、以前は京都の祇園のどこかにあるのだろうと思っていました。(笑))
具体的に話すと、シラヴァスティ(舎衛城)には、
「Mahet」と「Sahet」という二つの遺跡があります。
このSahetの方が、祇園精舎を指します。
ということで、まず、Sahet(祇園精舎)に行ってみました。
釈迦は、雨季の期間をここで24回も過ごしたと言われており、
釈迦が寝食していた場所、釈迦が説法していた場所、菩提樹などが
残されています。
(写真は、釈迦が説法していたと言われている場所。)
釈迦が説法していたと言われている場所には、
今でもお坊さんたちが集まり、修行をしていました。
また、釈迦の十大弟子の一人、阿難(Ananda)の菩提樹という菩提樹も
現在、生き続けています。
(写真は、阿難の菩提樹。)
Sahetの中は比較的大きく、見る場所も各地に点在していました。
(写真は、Sahetの全体図。)
釈迦が寝食していた場所も残されていましたが、
ここで食べて寝ていたのが想像しがたいくらいシンプルな作りでした。
(写真は、釈迦が寝食していたと言われている場所。)
自分がいた時には、海外からの団体客(おそらくミャンマー)が多く来ていました。
シラヴァスティは、仏教遺跡の中でも重要な場所である割に、
かなり不便な場所に位置しています。
こんな不便なところに、ローカル交通のみで来るのは、
自分くらいではないかと、少し誇らしげに思いながら、次を目指します。
(写真は、Sahetの中の風景。遠くにタイのお寺が見えます。)
続く!
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