【中央アジア】ウズベキスタン・タジキスタン旅行⑥ーラマダンで断食を楽しむコツ Vol.253

はりきって、行きましょう、ウズベク・タジク旅行!

予告編はこちらから。

【中央アジア】ウズベキスタン・タジキスタン旅行予告編①-隣国なのに?仲が悪い Vol.216

2017.04.16

前回の話はこちらから。

【中央アジア】ウズベキスタン・タジキスタン旅行⑤ー移動は白タク。車種はシボレー Vol.239

2018.02.23

 

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【1日目午後ータシケント】

10分ぐらいしたら友人は本当に礼拝から戻ってきましたが、

あまり満足していない様子でした。

「もっと長くいてよかったんだよ」と言うと、

彼はそれが不満ではなく、礼拝のやり方が思っていたのと違っていたことに

不満だったようでした。

 

気を取り直して、近くのマドラサに行ってみましたが、

そこは、以前教室として使われていただろう場所が、テナントになっていて、

カーペットや陶器を売っているお店の集まりになっていました。

しかも、ハイシーズンではなかったので(オフシーズンでもありませんでしたが)、

お店も、店によって開いてたり、閉まっていたりしていました。

おそらく、最盛期よりは、イスラーム教育熱が冷めているのでしょう。

 

(写真は、誰か有名な人のお墓)

 

最後に有名な誰かのお墓を見て、Old Townにある主要な建物を見終わったので、

友人の提案で、彼の家に行って、とりあえず荷物を置いて、小休止することにしました。

 

よく考えてみると、それまで重い荷物をひたすら背負って、移動していました。。。

彼はいつものように、白タクを道で拾って、自宅へと戻りました。

 

(写真は、彼の家の近くの大通りにあったオシャレなカフェ)

 

Old Townから彼の住む地区まではタクシーで10分程度でした。

大通りの一歩奥の通りに進むと、小さな広場があり、

子供が公園ではしゃいで、遊んでいました。

その公園を抜けると、質素で無機質なアパート群が見えてきました。

どう見ても旧ソ連時代に作ったような、物悲しい雰囲気のあるアパートでした。

(写真は、彼の部屋の一部)

 

ある棟の2階が彼の部屋でした。

彼がシンプルと話していた通り、部屋の中には必要以上のものは何もありませんでした。

 

彼の出身は、アフガニスタンとの国境近くのテルメズ(Termez)で、

タシケントからかなり離れています。

彼以外の家族全員が、地元に住んでいるので、

親戚もいない彼は、タシケントに一人暮らししていました。

しかし、家族がよく遊びにくるみたいで、彼の部屋には客人用の布団一式が用意されており、

自分もそれを使うことができました。

(写真は、Termezの位置)

 

家に戻ると、友人がお茶とスナックを出してくれました。

自分が彼にも進めると、「今は食べられない」との回答。

今、「ラマダン」の真っ最中であることを忘れていました。

彼は敬虔なイスラム教徒なので、「水すらも飲まない」ようです。

 

彼は8時に日が暮れるので、そのあとの礼拝が終わったら、

出かけようと、提案てきました。

 

最後の礼拝は、日が沈んでからですが、その時(7月)の日の入りは、夜8時ごろなので、

彼はそれまでは何も食べられません。

しかも、日の入りが遅いということは、日の出も早いので、

朝は最初の礼拝のために4時頃に起きるようです。

 

そんな苦行は自分は到底耐えられなさそうでしたが、

「昔は大変だったけど、何回かやっていると慣れてくる。今ではむしろ断食を楽しめる」

と彼は話していました。

 

彼曰く、昔は若気の至りもあり、イスラム教の戒律などあまり気にしなかったようですが、

インド留学から戻ってきて、ウズベキスタン人(もしくはウズベク族)

としての自覚が芽生えて、イスラム教を熱心に勉強し始めたようです。

そして最近では、アラビア語を勉強し始めたようです。

 

インドで一緒だった時は、とても大人しかった彼ですが、

ウズベキスタン人としてのアイデンティティーを強く意識し始めた彼は、

これからのウズベキスタンの進むべき道や成長の可能性を

熱く語ってくれました。

 

夜8時過ぎになり、礼拝を済ませて、彼はドライフルーツを持ってきました。

「デーツ(ナツメヤシの実)」と呼ばれ、これをムハンマドは断食の時に食べていたようです。

 

(写真は、スーパーで売られていたデーツと水の断食セット)

 

一段落したところで、美味しいプロフを食べに出かけようと言われました。

いよいよ、ウズベキスタンの国民食、「プロフ」を食べられます!

 

(写真は、ウズベキスタンのプロフ)

 

続く!

 

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