アルゼンチンに来て、3週間ですが、日々の生活でふと感じたことを
インドと比較しながら、綴ってみます。
1、農業
<アルゼンチン>
肥沃で広大な土地が、広がっているので、何もしなくても、穀物や牛が育ってしまう
<インド>
土地が決して豊かではないにも関わらず、大型サイクロンによって、
農作物が壊滅させられることがよくある
2、人々(全ての人ではなく、あくまで一般大衆の一傾向を指す)
<アルゼンチン>
民度が高い(交通ルールは守る。列に割り込む人はいない。公共の場で人を気遣う。など)
<インド>
民度が低い(ルールは破るためにある。列に平気で割り込む。公共の場でも自分勝手。など)
3、経済
<アルゼンチン>
経済は低迷中。昔のツケがたくさん残っていて、改革に伴う「痛み」が必要。
<インド>
経済は急成長を続けている。色んなアイデア・企業・投資機会が生まれている。
(写真は、両替場所。ペソの価値が下がり、ドルを買う人たち。)
4、犯罪
<アルゼンチン>
頭を使わず、ピストルを突きつけて、お金を取ろうとする
<インド>
人をうまく騙して、お金を取ろうとする
自分は、日本、中国、インドと、資本主義経済のど真ん中で、生きてきたので、
かなり偏った思考になっているはずですが、
今のアルゼンチンを見ていると、
「お金(資本主義経済)が全てではない」
と感じさせられます。
経済はとってもヤバいのですが、人々は楽しく、暮らしています。
もちろん、貧困はアルゼンチンにもありますが、
「食べる物がある」という肉体的な安定・安心は、
精神的な安定・安心にもつながるようです。
もちろん、それで国民が満足して、怠けていてはいけませんが。
アルゼンチンは資本主義経済に乗り遅れたくて、乗り遅れたわけではありませんが、
実際にこちらで生活してみると、保護経済の恩恵・負債の両方を感じます。
国が債務不履行を「7回」も行っているわけか、
昔は経済大国で、今は経済急落中という国も非常に珍しいです(笑)。
しかし、今どっちに住みたいか、と聞かれたら、間違いなく
「アルゼンチン」
です(笑)。
もう少し観察して、アルゼンチンの表と裏をもっと発見していきます。
以上です。
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