今回は、ブエノスアイレスにあるタンゴクラスの紹介です。
ブエノスアイレスで初めて行ったミロンガで、初めて受けたレッスンの先生は、
真面目で面倒見が良さそうな印象でした。
(ブエノスアイレスのミロンガは、大抵ミロンガの前にレッスンがあります。)
ある日、彼に、タンゴの学校・先生を探している話をすると、
「Canelo Tango」という名前を教えてもらいました。
彼はここになんと10年以上も通い続けていたようです。
先生は、「Roberto Canelo & Valeria Eguía」です。
まずは、彼らのパフォーマンスを見てみましょう。
一見、地味に見えますが、彼らのアブラッソは最初から最後までほとんど変わりません。
パフォーマンスは全て即興(インプロヴィゼーション)です。
フォルクローレ(民族舞踊)も踊りますが、結構様になっています。
Robertoは、父親がタンゴの先生だった影響で、小さな時から、タンゴを覚え始め、
現在の場所で、30年以上もタンゴを教えているそうです。
手足は若干短めですが、腰や胸がずっしりとしている、
典型的な「モローチョ(Morocho)」の体格をしています。
タンゴで見栄えする体格と言えるでしょう。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/canelo3-300x132.jpg)
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Canelo Tango
電話:+54-011-4964-0324
ホームページ:www.canelotango.com
facebook:https://www.facebook.com/canelotangoestudio/
住所:Ecuador 682, Buenos Aires
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早速連絡してみて、クラスに参加してみると、他の学校との違いに驚きました。
1、とにかく先生が話す
冗談抜きで、レッスン(1時間半)の半分は彼が話しています。
先生が話し始め、話が長くなるとわかると、生徒たちが、椅子や床に座り始めます(笑)。
最初のクラスで、衝撃を受け、あまりの情報量の多さに、
二回目からレコーダーで話を録音するようになりました(笑)。
2、クラスの内容は、タンゴの本質的な部分ばかりで、figuraは一切教えない
毎回テーマが変わりますが、本質的な部分を解説してくれます。
「へー、なるほど」と思わせるような内容ばかりです。
生徒たちに、自分たちで答えを探させるような、問いかけをします。
例えば、
「男性が足を動かさないで、女性にオチョをさせる時に、
男性の重心が左足にある時のリードと、右足の時のリードの違いを感じてみる」
テーマは地味なものばかりですが、こういう細かい部分が、実は本質的なものであると、
こちらに来て、よく感じます。
なお、「Figura(フィグラ)」というのは、「一連の動き」のことで、
簡単に言うと、「先生がレッスンで教えやすくするために作られた、
連続した動き」のことです。
3、生徒は、なぜか地元の長老ばかりで、若い人がほとんどいない
これはちょっと問題です。
SNS上での宣伝をあまり行っていないためか、
若い人がほとんどクラスにおらず、長老級の人たちばかりクラスに参加しています。
タンゴの情報誌などには学校の詳細を掲載しているので、
紙媒体で情報を得る、年配の人の方が来やすいのでしょう。
折角、大事なことを教えているのに、もったいないです。。。
4、先生のスタイルは、クローズドなアブラッソを崩さない踊り方
クローズドなアブラッソをほとんど崩さないで、踊ります。
動画を見ても、ほとんどアブラッソの大きさ(男女の間の空間という意)が変わりません。
先生曰く、「クローズドなアブラッソで、ほとんどのことはできる」
からのようですが、先生の熟練されたテクニックや豊富な経験があってのことです。
![](http://kaz4649.com/wp/wp-content/uploads/2018/10/canelo2-300x238.jpg)
5、金曜と日曜以外はクラスがあり、毎回のクラスで彼自身が教える
ブエノスアイレスには、たくさんのタンゴの学校が存在しますが、
そのほとんどの学校では、毎日教える先生が異なります。
また、同じ学校でも、先生ごとにスタイルがあるので、
いろんな先生に習えば習うほど、いろんな情報を受け、困惑しかねません。
いろんな考え方がありますが、個人的には、
「基礎を学ぶのであれば、ある一定の期間は、同じ先生に習い続けた方が良い」でしょう。
Canelo Tangoのクラスでは、必ずRobertoとValeriaが教えます。
わからないところがあれば、先生自ら組んで教えてくれます。
クラスも金曜・日曜を除いて、毎日あるので、通えば通うほど、上達も早くなるでしょう。
ブエノスアイレスには、たくさんの先生がいます。
Canelo Tangoのように、自分でスペースを持っていて、学校という形で教えている人もいれば、
どこかのスタジオやミロンガの場所を借りて、教えている人もいたりと、
タンゴクラスも様々です。
今後も、自分が行ってよかったと思う、タンゴクラスを紹介していきます。
以上です。
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