【タンゴクラス】「CANELO TANGO ESTUDIO (Roberto Canelo)」(カネロ・タンゴ)の紹介 Vol.318

今回は、ブエノスアイレスにあるタンゴクラスの紹介です。

 

ブエノスアイレスで初めて行ったミロンガで、初めて受けたレッスンの先生は、

真面目で面倒見が良さそうな印象でした。

(ブエノスアイレスのミロンガは、大抵ミロンガの前にレッスンがあります。)

 

 

ある日、彼に、タンゴの学校・先生を探している話をすると、

「Canelo Tango」という名前を教えてもらいました。

彼はここになんと10年以上も通い続けていたようです。

先生は、「Roberto Canelo & Valeria Eguía」です。

 

まずは、彼らのパフォーマンスを見てみましょう。

 

一見、地味に見えますが、彼らのアブラッソは最初から最後までほとんど変わりません。

パフォーマンスは全て即興(インプロヴィゼーション)です。

 

フォルクローレ(民族舞踊)も踊りますが、結構様になっています。

 

 

Robertoは、父親がタンゴの先生だった影響で、小さな時から、タンゴを覚え始め、

現在の場所で、30年以上もタンゴを教えているそうです。

 

手足は若干短めですが、腰や胸がずっしりとしている、

典型的な「モローチョ(Morocho)」の体格をしています。

タンゴで見栄えする体格と言えるでしょう。

 

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Canelo Tango

電話:+54-011-4964-0324

ホームページ:www.canelotango.com

facebook:https://www.facebook.com/canelotangoestudio/

住所:Ecuador 682, Buenos Aires

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早速連絡してみて、クラスに参加してみると、他の学校との違いに驚きました。

 

1、とにかく先生が話す

冗談抜きで、レッスン(1時間半)の半分は彼が話しています。

先生が話し始め、話が長くなるとわかると、生徒たちが、椅子や床に座り始めます(笑)。

 

最初のクラスで、衝撃を受け、あまりの情報量の多さに、

二回目からレコーダーで話を録音するようになりました(笑)。

 

 

2、クラスの内容は、タンゴの本質的な部分ばかりで、figuraは一切教えない

毎回テーマが変わりますが、本質的な部分を解説してくれます。

「へー、なるほど」と思わせるような内容ばかりです。

生徒たちに、自分たちで答えを探させるような、問いかけをします。

 

例えば、

「男性が足を動かさないで、女性にオチョをさせる時に、

男性の重心が左足にある時のリードと、右足の時のリードの違いを感じてみる」

 

テーマは地味なものばかりですが、こういう細かい部分が、実は本質的なものであると、

こちらに来て、よく感じます。

 

なお、「Figura(フィグラ)」というのは、「一連の動き」のことで、

簡単に言うと、「先生がレッスンで教えやすくするために作られた、

連続した動き」のことです。

 

 

3、生徒は、なぜか地元の長老ばかりで、若い人がほとんどいない

これはちょっと問題です。

SNS上での宣伝をあまり行っていないためか、

若い人がほとんどクラスにおらず、長老級の人たちばかりクラスに参加しています。

 

タンゴの情報誌などには学校の詳細を掲載しているので、

紙媒体で情報を得る、年配の人の方が来やすいのでしょう。

 

折角、大事なことを教えているのに、もったいないです。。。

 

 

4、先生のスタイルは、クローズドなアブラッソを崩さない踊り方

クローズドなアブラッソをほとんど崩さないで、踊ります。

動画を見ても、ほとんどアブラッソの大きさ(男女の間の空間という意)が変わりません。

先生曰く、「クローズドなアブラッソで、ほとんどのことはできる」

からのようですが、先生の熟練されたテクニックや豊富な経験があってのことです。

 

 

 

5、金曜と日曜以外はクラスがあり、毎回のクラスで彼自身が教える

ブエノスアイレスには、たくさんのタンゴの学校が存在しますが、

そのほとんどの学校では、毎日教える先生が異なります。

また、同じ学校でも、先生ごとにスタイルがあるので、

いろんな先生に習えば習うほど、いろんな情報を受け、困惑しかねません。

 

いろんな考え方がありますが、個人的には、

「基礎を学ぶのであれば、ある一定の期間は、同じ先生に習い続けた方が良い」でしょう。

 

Canelo Tangoのクラスでは、必ずRobertoとValeriaが教えます。

わからないところがあれば、先生自ら組んで教えてくれます。

クラスも金曜・日曜を除いて、毎日あるので、通えば通うほど、上達も早くなるでしょう。

 

 

 

ブエノスアイレスには、たくさんの先生がいます。

Canelo Tangoのように、自分でスペースを持っていて、学校という形で教えている人もいれば、

どこかのスタジオやミロンガの場所を借りて、教えている人もいたりと、

タンゴクラスも様々です。

 

 

今後も、自分が行ってよかったと思う、タンゴクラスを紹介していきます。

 

 

以上です。

 

 

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