【アルゼンチン国内旅行】大自然の南パタゴニアで感動の連続(3)ーペリトモレノ氷河に感動!そしてウイスキー! Vol.400

南パタゴニア旅行、第3弾。

前回のお話はこちらから。

【アルゼンチン国内旅行】大自然の南パタゴニアで感動の連続(2)ー余裕を持った、賢いスケジュールの組み方 Vol.387

2019.12.30

最初からご覧になりたい方は、こちらから。

【アルゼンチン国内旅行】大自然の南パタゴニアで感動の連続(1)ーそもそもパタゴニアってどんなところ? Vol.386

2019.12.25
 

 


 

<2日目@カラファテ>

朝早く起きて、朝食と昼食の準備をします。

朝食も昼食もハンバーガー。

食材をそれぞれ買って、パンを切って、チーズとハムを挟むのが、

典型的なアルゼンチンのハンバーガーです。

見た目は、明らかにサンドイッチですが、アルゼンチンでは、

「アンブルゲサ(Hamburguesa)」、つまりハンバーガーと呼びます。

  

このツアーのスケジュールは、

ホテルでのお迎え(7:30)

→バスで国立公園に入る(9:00)

→展望台エリアで、約1時間氷河を観察(9:45)

→船に乗って、湖を渡り、氷河側へ行く(11:15)

→昼食を各自取る(11:45)

→ペリトモレノ氷河トレッキング(12:30)

→船に乗って、湖を渡って、戻る(14:30)

→バスで出発して(15:30)、市内に到着(17:00)

という流れでした。

費用は、「9,000ペソ(約14,200円)」で、

含まれていないのは、

+昼食(各自持参する必要あり)

+国立公園の入場料800ペソ(約1,260円)

でした。

 

予定通り7時半にバスがホステルの前まで迎えに来てくれました。

 

まずは小型バンで何名かの観光客を拾って、その後大型バスに乗り換えて、

「ロスグラシアス国立公園」の入り口まで行きます。

 

そこで、入場料800ペソ(約1,260円)を現金で払い、

展望台までさらに移動します。

 

バスで移動し、展望台に近づくと、ドカーンとペリトモレノ氷河が

目の前に現れました。

前日遅くまで飲んでいたので、それまで眠気でウトウトしていましたが、

この光景をいきなり目にして、飛び起きました!

さらにバスは進み、展望台に到着。

 

そこから、約1時間の自由時間が与えられて、

自由に展望台付近を歩くことができました。

 

コースが色によって、分かれていて、それぞれ所要時間も書いてあるので、

1時間で戻ってこられるように、上手く考えながら、

色んな角度から氷河を堪能しました。

運が良いと、飄落の様子が見れるようです。

 

その日は小雨が降っていて、肌寒かったですが、

翌日はもっと天気が悪くなると聞いていて、本日に行くことを決めたので、

問題ありませんでした。

そう、パタゴニアは一年を通して、天気があまりよくないので、

運も必要となります。

展望台からの光景は、

「ヤバすぎる!!!」

感動して、言葉では表現しきれません。

これらの氷河は、70mの高さがあると説明文に書いてありましたが、

近づいても、そんな感じがせず、距離感がうまく掴めませんでした。

但し、常に「ゴウゴウ」と氷同士が擦れるような音がしていたので、

迫力は抜群でした。

また、説明文には、

「この部分が新しい氷河が作られる場所」

「こちらが氷河の流れる方向」

と書いてありましたが、

そんなに動いている様子はありませんでしたが、

人に見えないスピードで確実に成長しているところが、

なんとも自然らしいです。というか、自然です。

 

十分に氷河を見学して、お腹いっぱいでしたが、

バスに乗って、次に向かったのは、湖でした。

(この展望台だけ行くツアーもあります。)

  

湖には、船が泊まっていて、

その船に乗り、反対岸に向かいます。

約30分ぐらい乗っていましたが、

幸運なことに、なんとその間に、氷河が飄落する様子を目撃できました。

 

船から降りて、ロッジのような場所で、各自昼食をとります。

友人が朝作ってくれたハンバーガーを食べました。

氷河を守るため、最低限の荷物だけ持って、

そこから10分くらい歩いて、氷河まで行きます。

氷河に入る前、安全のためにスノースパイクを履き、

ヘルメットをかぶりました。

 

雪の上はなんども歩いたり、滑ったりしたことがありますが、

デコボコした氷の上を歩くのは初めてでした。

雪ともスケートリンクとも違う、感触でしたが、

普段と違う歩き方をするので、慣れるまで大変でした。

 

今歩いている氷河自体が動いており、人がほとんど入らないので、

氷河上の氷や水がとても澄んでいることを説明されました。

 

実際に飲んでみましたが、「普通のお水の味」でした(笑)。 

氷河には、たくさんの穴があいていて、その中に水が溜まっているのですが、

水が透明すぎて、穴の奥深くまで見えてしまいます。

もちろん、周りには何もないので、自分たちの声だけが聞こえる、

という非常に神秘な空間になっていました。

今まで犯してきた自分の罪がだんだん浄化されていくような気がしました。

(何も悪いことはしていません笑)

 

あっという間の1時間半のトレッキングでした。

最後は飽きて、筋トレし始めました(笑)。

 

これ以上は飽きると思ったので、1時間半でちょうど良いと思います。

 

そして、最後に、

「氷河の氷で、ウイスキー・オン・ザ・ロック」

 

これで、9,000ペソの価値はあると確信しました!

「生きててよかった、、、ホントに」

  

粋なサービスを楽しみ、船に乗って、最初にいた岸に戻り、

バスに市内に戻ってきました。

 

「めっちゃ、疲れた、、、」

ということで、市内のメイン通りにある、アイス屋さんを見ると、

既に椅子に座っていました、、、(笑)

「早く、甘いものが食べたい!」

これは、アルゼンチンに来たから習得した、悪い習慣です。

アルゼンチンに来て、増えるのは、アイスを食べる回数と量。

 

1/2キロのアイスを頼み、3種類選ぶことができます。

お店によっては、自分独自の味を出しているところがあります。

ショーケースに並ぶアイスを見ていると、

「カラファテ」というアイスを発見!

「これはどんな味なんだろう?」

と思いながらも、敢えて店員さんに聞かずに、注文しました。

すると、

 

こんなアイスが出てきました。

「え、てか、カラファテってどういう意味なの?」

そこから、真面目に調べてみると、どうやら

「カラファテ」というのは、ここが原産のベリーの一種でした。

「あ、そういうことだったのかー」

確かに、お店に陳列されている商品を見てみると、

「カラファテ・ジャム」

「カラファテ・リキュール」など、

カラファテを使った、商品が販売されていました。

 

カラファテの味はラズベリーに似ていて、美味しかったです。

  

アイスを食し、レンタルで借りたものを返却しました。

レンタル屋の名前は、「La Barraca」で、「Hielo&Aventura」の近くにあります。

その後、翌朝にカラファテを出発することを決めたので、

お土産を見て回りました。

あまりピンとくるようなものはありませんでした。

その後、レストランを見て回るも、どこも完全に観光客価格に

設定していたので、自炊することにしました。

ということで、近くにあるスーパーで食材を調達。

しかし、ここもブエノスアイレスで買う値段より、

少し上乗せされています。。。

あとで聞きましたが、ここまでにかかる流通費用を価格に

上乗せしているから、仕方ないようです。

そう、まるで、「赤城山の上で買う自動販売機のキリンレモンが、

地上で買う場合より、10円高めのように、、、」

 

ホステルに帰り、友人が料理し始めました。

自分も少し手伝いましたが、彼がほとんど作りました。

彼は元インド人なので、料理もインド風になり、

4年半滞在したインドを少し思い返しました。

 

実は、その日朝にホステル経由で、

次の目的地、「チャルテン」までのバスの予約を頼んでいましたが、

それが取れて、明朝7時15分に迎えに来ることがわかりました。

料金は1200ペソ(約1,900円)でしたが、どこで予約しても同じ値段なので、

ホステルにお願いすることをオススメします。

  

 

以上です。

   

 

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続きを読みたい方はこちら

【アルゼンチン国内旅行】大自然の南パタゴニアで感動の連続(4)ーフィッツロイって何? Vol.401

2020.04.11