【アルゼンチン国内旅行】Tigre(ティグレ)の楽しみ方ー十数年ぶりにボートを漕ぐ Vol.286

今回、初めてアルゼンチン国内旅行に行ってきました。

タンゴ三昧の生活を送っている(と一応公言している)ので、

国内旅行に行っている時間なんてないはずなのですが、

ヒョンなことから、「Tigre(ティグレ)」という観光地(避暑地)に行くことになりました。

 

高速を使うと、車で1時間以内で到着します。

 

「tigre」とはスペイン語で「虎」という意味からもわかるように、

昔tigreには虎がいたようです。

今は、動物園にしかいないようです。(でないと、大変なことになります笑)

 

 

ホストファミリーである友達Cの友達Kが、ブエノスアイレスに来ることになり、

ホストファミリーのお父さんと一緒に、その友達Kと3人で行くことになりました。

 

ホストファミリーの親戚がログハウスを持っており、

そこに泊まれることになったので、

夕方に出発して、一泊して、翌日の夕方に戻ってくるという強行スケジュール

となりました。

 

ただし、ティグレ中心からそこに着くまでの交通手段は「ボート」しかないので、

ボート版コレクティーボ(公共バス)の時刻表を調べていました。

 

さて、夕方にブエノスアイレス市を出発して、

隣にあるブエノスアイレス州のティグレに到着すると、

既に日が暮れていました。

 

車を降りて、辺りを見回しても、真っ暗です。

足元を見ると、小さなボートが置いてありました。

 

お父さん「じゃあ、これに乗って行こう」

自分「あれ、コレクティーボで行くんじゃないの?」

お父さん「最終が出てしまったので、これで行くしかない。漕ぎ方は教えるから。」

 

というわけで、「舵手1名、漕ぎ手2名の競技用ボート」で出発しました。

小学校の林間学校以来、久しぶりに川でボートを漕ぐことになりました(笑)。

 

お父さんは実は、小学校の体育の先生なので、

ボートの漕ぎ方も教え方は一流です。

 

漕ぎながら、オールの使い方を見様見真似で、学びますが、

競技用ボートでは、左右のオールは少し重なっているので、初心者の自分が

訳も分からず漕ごうとすると、指がオールに挟まれて、激痛が走ります。

 

しかも、漕ぎ手の二人の漕ぐタイミングが一致しないと、

ボートはいつまでたっても進みません。。。

 

途中、小型船やモーターボートとすれ違いましたが、

その度に大きな波で、ボートが揺れ、オールのコントロールが難しくなります。

 

こんなことを1時間半続け、ようやくログハウスに到着。

 

久しぶりなことをしたので、ヘトヘトです。

 

お父さんは予め持ってきたチキンをグリルで焼き、

パンと野菜でサンドイッチにして、

ワインと一緒に夕食をとりました。

 

イメージは、「軽井沢の別荘」といった感じで、

緑豊かで、ものすごく静かでした。

 

その日はすぐに爆睡。

翌朝はゆっくり起きて、簡単な朝食を取り、またボートで市中心まで戻ります。

 

行きが真っ暗で、何も見えなかったので、帰りは少し遠回りして、

ティグレを通る「ルハン川(Río Luján)」の様子を見せてくれました。

 

こちらが川の地図ですが、大きな川がたくさんの小さな支流に

分かれていることがわかります。

 

漕ぐのに精一杯であまり覚えていませんが、途中に

「”Museo Casa” Domingo F. Sarmiento」という、

ガラスで囲まれた家がありました。

 

前腕がパンパンになり、手にマメをたくさん作りながらも、

早く到着したいとの思い一心で、ボートを漕ぎまくり、

気を利かせてくれて、かなり遠回りをしながらも、

2時間半で漸く市中心に着きました。

 

こちらはボートの倉庫です。

 

ティグレには、

「Puerto de Frutos」と呼ばれる、有名な巨大マーケットがあります。

「Puerto」はスペイン語で「港」の意味、

「Frutos」はスペイン語で「果物」の意味なので、

「果物の港」ということになりますが、その意味の通り、

ここには、ルハン川を渡って、たくさんの果物が送られてきたそうです。

 

こちらがその港の終着点です。

 

この「Puerto de Frutos」は、歩行者天国になっており、

たくさんの観光客で賑わっていました。

 

こちらはメインストリートの様子。

 

ティグレで有名なのは、

現地に生息する木や植物で作られた手工芸品です。

いろんなデザインのものが、並んでいます。

 

 

 

もちろん、伝統的な手工芸品だけでなく、

オシャレでかわいい商品もたくさんありました。

 

 

 

 

 

 

もちろん、アルゼンチン名物、マテ茶用具も売っていました。

 

 

ゴミ箱もオシャレに、分別されて、置かれています。

 

市が違うと、パトカーのデザインの変わるようです。

ちなみに、ブエノスアイレス市はブルー一色です。

 

自分はここで「マテ茶の茶器」を30ペソ(約135円)購入。

 

友達Kとホストファミリーのお父さんも、それぞれ買い物をして、

車でブエノスアイレス市まで戻りました。

 

翌日、前腕の筋肉痛と手の5つのマメという勲章をもらい、

激しい気温差で、風邪も引きました(笑)。

 

そういえば、こっちは冬なので、

日本で言えば、1月に軽井沢に行くようなものでした(笑)。

確かに寒かった。。。

 

 

 

以上です。

 

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