今回、初めてアルゼンチン国内旅行に行ってきました。
タンゴ三昧の生活を送っている(と一応公言している)ので、
国内旅行に行っている時間なんてないはずなのですが、
ヒョンなことから、「Tigre(ティグレ)」という観光地(避暑地)に行くことになりました。
高速を使うと、車で1時間以内で到着します。
「tigre」とはスペイン語で「虎」という意味からもわかるように、
昔tigreには虎がいたようです。
今は、動物園にしかいないようです。(でないと、大変なことになります笑)
ホストファミリーである友達Cの友達Kが、ブエノスアイレスに来ることになり、
ホストファミリーのお父さんと一緒に、その友達Kと3人で行くことになりました。
ホストファミリーの親戚がログハウスを持っており、
そこに泊まれることになったので、
夕方に出発して、一泊して、翌日の夕方に戻ってくるという強行スケジュール
となりました。
ただし、ティグレ中心からそこに着くまでの交通手段は「ボート」しかないので、
ボート版コレクティーボ(公共バス)の時刻表を調べていました。
さて、夕方にブエノスアイレス市を出発して、
隣にあるブエノスアイレス州のティグレに到着すると、
既に日が暮れていました。
車を降りて、辺りを見回しても、真っ暗です。
足元を見ると、小さなボートが置いてありました。
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お父さん「じゃあ、これに乗って行こう」
自分「あれ、コレクティーボで行くんじゃないの?」
お父さん「最終が出てしまったので、これで行くしかない。漕ぎ方は教えるから。」
というわけで、「舵手1名、漕ぎ手2名の競技用ボート」で出発しました。
小学校の林間学校以来、久しぶりに川でボートを漕ぐことになりました(笑)。
お父さんは実は、小学校の体育の先生なので、
ボートの漕ぎ方も教え方は一流です。
漕ぎながら、オールの使い方を見様見真似で、学びますが、
競技用ボートでは、左右のオールは少し重なっているので、初心者の自分が
訳も分からず漕ごうとすると、指がオールに挟まれて、激痛が走ります。
しかも、漕ぎ手の二人の漕ぐタイミングが一致しないと、
ボートはいつまでたっても進みません。。。
途中、小型船やモーターボートとすれ違いましたが、
その度に大きな波で、ボートが揺れ、オールのコントロールが難しくなります。
こんなことを1時間半続け、ようやくログハウスに到着。
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久しぶりなことをしたので、ヘトヘトです。
お父さんは予め持ってきたチキンをグリルで焼き、
パンと野菜でサンドイッチにして、
ワインと一緒に夕食をとりました。
イメージは、「軽井沢の別荘」といった感じで、
緑豊かで、ものすごく静かでした。
その日はすぐに爆睡。
翌朝はゆっくり起きて、簡単な朝食を取り、またボートで市中心まで戻ります。
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行きが真っ暗で、何も見えなかったので、帰りは少し遠回りして、
ティグレを通る「ルハン川(Río Luján)」の様子を見せてくれました。
こちらが川の地図ですが、大きな川がたくさんの小さな支流に
分かれていることがわかります。
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漕ぐのに精一杯であまり覚えていませんが、途中に
「”Museo Casa” Domingo F. Sarmiento」という、
ガラスで囲まれた家がありました。
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前腕がパンパンになり、手にマメをたくさん作りながらも、
早く到着したいとの思い一心で、ボートを漕ぎまくり、
気を利かせてくれて、かなり遠回りをしながらも、
2時間半で漸く市中心に着きました。
こちらはボートの倉庫です。
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ティグレには、
「Puerto de Frutos」と呼ばれる、有名な巨大マーケットがあります。
「Puerto」はスペイン語で「港」の意味、
「Frutos」はスペイン語で「果物」の意味なので、
「果物の港」ということになりますが、その意味の通り、
ここには、ルハン川を渡って、たくさんの果物が送られてきたそうです。
こちらがその港の終着点です。
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この「Puerto de Frutos」は、歩行者天国になっており、
たくさんの観光客で賑わっていました。
こちらはメインストリートの様子。
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ティグレで有名なのは、
現地に生息する木や植物で作られた手工芸品です。
いろんなデザインのものが、並んでいます。
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もちろん、伝統的な手工芸品だけでなく、
オシャレでかわいい商品もたくさんありました。
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もちろん、アルゼンチン名物、マテ茶用具も売っていました。
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ゴミ箱もオシャレに、分別されて、置かれています。
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市が違うと、パトカーのデザインの変わるようです。
ちなみに、ブエノスアイレス市はブルー一色です。
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自分はここで「マテ茶の茶器」を30ペソ(約135円)購入。
友達Kとホストファミリーのお父さんも、それぞれ買い物をして、
車でブエノスアイレス市まで戻りました。
翌日、前腕の筋肉痛と手の5つのマメという勲章をもらい、
激しい気温差で、風邪も引きました(笑)。
そういえば、こっちは冬なので、
日本で言えば、1月に軽井沢に行くようなものでした(笑)。
確かに寒かった。。。
以上です。
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