アルゼンチンは、ロックダウンを続けているにも関わらず、その効果があまり見られないまま、なんやかんやで感染が増え続け、今や世界8位にまで上り詰めてしまいました。。。
ただでさえ、今までの経済が悪かったにも関わらず、高い失業率、ペソの価値下落、政府のデフォルトなど、二重苦三重苦で、治安がかなり悪くなってきているようです。
アルゼンチンの中でも、特にブエノスアイレス市やその周辺は、感染状況が深刻ですが、経済活動が再開されるに従い、少しずつタンゴも再開してきています。
その場にいないので、実際の様子がどのようなものか、わかりかねますが、一部の情報を少しシェアしてみます。
まず一つ目は、「La Milonguita de Parque Chacabuco」です。
こちらは、2020年11月13日に「チャカブコ公園」で開催されたようです。
参加者の実際の写真を見てみると、、、
この写真をみる限り、誰もマスクをしていません、、、
ちょっとビックリします。。。
Parque Chacabucoはボエド(Boedo)の隣の地区でもあり、下町な雰囲気の場所です。なので、少しルールも緩いのだと思います。
但し、まだミロンガは再開できないはずなので、どうやって再開できたのか不思議、、、というかマスクはした方がいいですね、、、てか一人も付けてないってどういうことやー
二つ目は、「Villa Malcolm」という有名なミロンガ会場で行われている「Bruja Milonga」です。
こちらは、従来ならミロンガのはずですが、第一歩ということで、クラスのみ行われているようです。しかも、クラスの内容も「ソロのテクニック」で、アブラソはまだのようです。
感染症対策(人数制限、マスク着用、ソーシャルディスタンス、消毒)に準じて、予約制で、行われています。
実際の写真はないのですが、このフライヤー自体が公開されており、また、場所も公民館のような会場で、政府側のチェックも入る可能性は十分にあるので、しっかりと対策しながら、行われているはずです。
このような形が、ブエノスアイレスのタンゴのイベントのモデルとなっていくかもしれません。
政府の方針として、ミロンガはまだ再開できませんが、一部の人たちは、内輪で小規模なミロンガを行っているという噂を聞いたこともあります。(周辺の自粛警察的な住民に通報されて、警察沙汰になりそうになった噂も有り笑)
こればかりは個人に委ねられるので、コントロールできませんが、アルゼンチン人の民族性からすると、ちょっと大変かもしれません。
しかし、このようなイベントが開催されていることは、大きな一歩です。(特に公表されているVilla Malcolmでのタンゴクラス)
というのも、今まで人が集まって、タンゴに関するイベントが行われることなんて、有り得なかったからです。
状況を見ながらですが、徐々にタンゴがブエノスアイレスでも再開して、昔のように活気付くことを、1日も早く願っています。
以上です。
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