デリー市の選挙のことを書く予定でしたが、先に違うことを書きます。
先週末はご存知の通り。バレンタインデーでした。
しかも、インドではバレンタインデーではなく、バレンタインウィークと呼んで、
一週間色んなことをしなければなりません。
クリスマスを祝わないインド人がなんでバレンタインだけ祝うのか非常に謎ですが、
当日何も用事がなかったので、タンゴのバレンタインソーシャルダンスに行ってきました。
昨年末より始めたアルゼンチンタンゴですが、タンゴのソーシャルパーティーは
通称「Milonga(ミロンガ)」と呼ばれます。
日本の状況はよくわかりませんが、インドでは自宅でMilongaを開催するパターンが多いようです。
さて、主催者の自宅に到着したところで何点か気づきました。
①住所が短い!
インドの普通の住所は、町の名前の後に「何ブロックのどこどこの何階」という表現が
続きますが、このお家は、町の名前の後に「数字のみ」。
②その町にある全ての家がでかすぎる!
主催者の人のお家は、とーっても大きかったです。
自分が住んでいる寮(99人収容+グラウンド+食堂+トレーニングルームなど)と同じぐらいの大きさ!
そして、お隣はなんと大使館!
③主催者の名前がファイナルファンタジーIの最初のお城の名前と同じ(つまり、インド人っぽくない)!
実際に主催者本人と会いましたが、確実にヨーロッパ系の血が入っている顔立ちでした。
④お手伝いさんが住居人より多い。。。
家事をやる必要も働く必要もなかったら、マダムたちは何してるんでしょうか。。。
ということで絵に描いたような金持ちの家に来てしまいました。
インド人同士にも関わらず、会話はほぼ英語で話され、いかにも上流階級の人たちの
社交の場と言った雰囲気でした。
タンゴのイベントということもあり、外国人も何人か来ていました。
友人曰く、ここに来ている人一人はここよりすごい所に住んでいるらしいです。
もはや違いがよくわかりません笑
(写真は、実際の様子。屋上で行われました。)
今まで、サルサやズーク、キゾンバなどのペアダンスを学んできたのですが、
同じラテン系のペアダンスにも関わらず、タンゴだけは他と一線を画します。
自分がタンゴで知り合った老夫婦は、「ジムカナクラブ(Gymkhana club)」と呼ばれる
非常に限定された会員制のクラブに所属しており、
そこでは毎日のように社交の場が設けられています。
そこに入るために、「生まれてすぐに申請したとしても、
数十年待ちで、数十年後にやっと会員権を得られるようです。」
イギリス式の社交場が今でも盛んで、そこに培われるコネクションは非常に強いようです。
機会があれば、今度はその社交場の様子をレポートしたいと思います。
こんな世界を見られたのもタンゴのおかげです。グラシアス!
もっとタンゴうまくなって、インド人マダムに可愛がられたいと思います。(動機不純)
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