【アルゼンチンタンゴ】タンゴのショウでよく使われる曲「A Evaristo Carriego」のEvaristo Carriegoって何? Vol.349

今回はタンゴに関する、ちょっとマニアックな話。

 

タンゴを少しでもかじったことがあれば、誰でも知っている、この曲!

「A Evaristo Carriego」

 

まずは以下の動画をご覧ください。

超有名なGavito(ガヴィート)がこの曲で踊っています。

 

こちらは、タンゴヌエヴォの巨匠、Chicho(チチョ)です。

 

日本ではお馴染みのVanesa & Facundoもこの曲で踊っています。

 

こちらも有名なSebastian Arce & Mariana Montesです。

 

聞くとわかると思いますが、

「これぞ、タンゴ!」っていう曲です。

 

しかし、気になったのは、曲名「A Evaristo Carriego」

この曲には歌詞がないので、

この曲に対する想いを、曲名からしか、読み解くことができません。

 

色々調べてみると、「Evaristo Carriego」は人の名前でした。

日本語に訳すと「エヴァリスト・コリエゴに捧げる」という曲名。

 

エドゥアルド・ロビーラ(Eduardo Rovira)によって、作曲され、

1969年にオスバルド・プグリエーセ(Osvaldo Pugliese)楽団によって、

初めて演奏されました。

 

 

一体この人は誰なんでしょう。

彼は、1883年5月に、ブエノスアイレス市の以北に位置するエントレ・リオ州(Entre Rios)で

生まれています。

その後、ブエノスアイレス市に来て、詩人として活躍し始めますが、

なんと29歳という若さで他界。。。

 

しかし、それまでに書いた本「Misas Herejes」「La Canción del Barrio」

その後のタンゴの作詞方法に大きな影響を与えた、と言われています。

 

タンゴの作詞自体は行っていなかったので、

彼の名前が直接、出てくることは少ないのですが、

彼の功績は大きかったようです。

 

その後、Color Tango, Forever Tango, Solo Tangoなど、様々なオルケスタが、

独自のアレンジで、演奏しています。

 

 

 

 

ぜひお気に入りのアレンジを見つけてみてください。

 

このような「誰かに捧げる」シリーズは、他にもあるので、

エピソードと共に、どんどん紹介していきます。

 

 

<参考文献>

https://www.findagrave.com/memorial/7321088

http://www.todotango.com/historias/cronica/583/Evaristo-Carriego-un-poeta-arrabalero/

 

以上です。

 

 

 

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