アルゼンチンタンゴ

【アルゼンチンタンゴ】自分の体と向き合うー筋肉のほぐし方 Vol.256

今まで自分の体と本気で向き合ったことがありませんでした。

日々に忙殺されながら、「あとであとで」と後回しにしていて、早10数年。。。

 

タンゴのレベルをあげるために、まず自分の体を知る必要があると思い、

インドから帰国してから、プロの整体師からカウンセリングを受けることにしました。

 

彼はプロダンサーやプロスポーツ選手のトレーニングも担当していたこともあり、

東洋医学を中心に、知識と経験が豊富な人でした。

 

何回かカウンセリング＆トレーニングを受ける中で、発見したことを共有します。

 

１、ほとんどの人は体がどこか歪んでいる（連鎖性あり）

その人の生活環境によって、筋肉の使用部位や、使用頻度が異なるため、

バランスよく筋肉を使えず、体に歪みが出てくる人がほとんどのようです。

しかも、どこか偏っていると、それが原因で、違う部分にも悪影響を及ぼすようです。

例えば、自分のケースでは、腹筋が硬かったので、背筋も硬くなり、

それが原因で、姿勢が前かがみになって、肩も前に出ているという始末でした。

 

これらの歪みはトレーニングを通して、解消できますが、

自分一人では、どこがどう悪くて、どう治していくのか、わからないので、

まずは、プロの整体師にお世話になることをオススメします。

 

 

２、体を触ってみると、その人の性格が分かる

先生曰く、「筋肉は正直」のようです(笑)。

筋肉を触っていくと、筋肉を通して、その人の性格がわかるようです。

「やさしい筋肉」や、「頑固な筋肉」など、色々あるようです(笑)。

これはタンゴにも通じるところがあり、

タンゴを踊っても、その人の性格がわかるので、

筋肉を触るという、より直接的な行為で、

相手のことがもっと分かってしまうのでしょう。

 

例えば、先生曰く、自分は自分に厳しいので、

筋肉の緊張をoffにする方法をあまり知らないようです。

あと、筋肉が素直だと言われたので、性格も素直なのでしょう(笑)。

 

 

３、筋肉トレーニングをするより、使える筋肉を増した方が効果的

筋肉が固まっていると、細かい筋肉をうまく動かせないため、

そのまま筋肉トレーニングしても、その固まった筋肉としてしか、

筋肉を動かせないようです。

確かに、ある筋肉の一部だけを意識して、そこだけを動かせれば、

筋肉のパフォーマンスも上がりますね。

 

例えば、自分は腹筋が硬いと言われ、

実際にほぐしてもらった後に、筋力トレーニングをしたら、

一枚の板のようにではなく、細かい層を徐々に折り曲げていくというイメージで、

腹筋の収縮を意識することができました。

実際に体感できて、驚きました。

 

 

４、自分でほぐしにくい筋肉は、整体を利用するか、道具を使用すると効果的

筋肉をほぐすためにはまず、筋肉の緊張をなくす必要があります。

これを自分で行う時に、それが難しい筋肉と簡単な筋肉があります。

また、物理的に手が届かず、自分でほぐしにくい筋肉もあります。

 

こんな時は、整体を利用したり、ストレッチポールなどの道具を使用すると、

効果的です。

 

例えば、自分のケースでは、腹筋をほぐす時に、

どうしてもお腹に力が入ってしまいます。

慣れてくれば、自分でできるようですが、最初は整体を利用した方が効果的でした。

また、背筋をほぐそうとした時に、どうしても手が回らない部分があります。

そこでストレッチポールを使うと、うまくほぐすことができました。

（写真は、最近よく見るストレッチポール）

 

筋トレやストレッチでもそうですが、

「自重」を行うと、極度な負荷がかかることがないので、オススメです。

 

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５、自己表現の第一歩は、自分の体の動きから

どんな生活をしている人でも、日々の生活の中で、体を動かさない日はないでしょう。

仕事でパソコンを使うサラリーマンも、パソコンを打つために

指を動かさなければならないし、

小学生も、足で歩いて学校まで行って、挙手をして、声を出して、

発言する必要があります。

つまり、「全ての自己表現の第一歩が、自己の体を動かすこと」です。

これには、もちろん仕草や表情なども含まれます。

そして、体をうまく動かすためには、自分の体と向き合って、

自分の体を知ることから始まります。

 

自分の体を理解して、その体の動かし方を知ることによって、

体の動きを洗練でき、それがよりよいパフォーマンスにつながります。

 

これは、面白い発見でした。

 

人間の体は本当に十人十色で、

自分の歴史を視覚的に表しているものの一つでしょう。

 

少しでも自分の体と向き合って、自分の体を知ってあげて、

対話していくことができれば、自分の健康にもつながります。

 

 

これをきっかけに、自分の体と向き合ってみましょう。

 

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